中古マンションの購入を考えるきっかけとなる大きな要因は、やはり価格帯ではないでしょうか？
新築マンションに比べて価格が安いということは、それだけ手に入れ易いということですね。しかし、安いと言いっても、立地・築年数・専有面積などの条件によって新築と中古の差額はいろいろで、一概に中古が絶対に得するとは言い切れません。
現在、住宅の購入を考えている主な年齢層の30～40代前半の人達の年収は、景気が上向いているとはいえ、思ったほど上がっていないことが多く、家庭の財政的な面の不安もあることから、
(年代的に子育て真っ只中で教育費などの出費が毎月多い)住宅購入の予算を多く考えれない方が非常に多いのが現状です。まず購入前に、現時点で購入できる金額のMAXで購入するのではなく、余裕を持った返済額を見出すこととは非常に大切なものとなります。
上記の説明で分かるように、マイホーム購入を考えている中心世代のほとんどの人が、経済的な現実を見て、今の年収でも無理せず購入出来る価格帯の中古マンションに目を向ける人達は増えて来ています。
今 は、住居マンションが飽和状態になっている場所も多く、新たな建設が出来ない地域もあり、新築マンションを購入するよりも、中古マンションの方が購入し易 い環境が整っているのかもしれません。住宅ローンの申し込みも、頭金があまり用意出来なくても住宅ローンを利用しやすくなっています。
しかし、住宅購入の経験者からのワンポイントアドバイスをおくるとすると、立地・間取りなどの
どうしても譲れない条件がある。ということが無いのなら、出来ることなら人生初めての購入を考える場合、私は「新築」をお薦めします。
マンションの構造躯体や設備機器など、現在の環境や生活習慣に考慮された住みやすい住空間が用意されています。
その上、10年間の瑕疵担保責任や住宅ローン減税なども付いており、多少の無理はしたとしても、それに見合うだけの「安心」はあると思います。