子供の喘息は治る

子供の喘息は悪化しやすいとよく言われますが、大人に比べ治る可能性が高いということをご存知でしょうか。
我が子が喘息だと悩んでしまう方も多いと思いますが、幼少期から正しい治療に専念していくことで、お子さんの成長と共に喘息は治っていくことケースも多いです。

まず子供の喘息の症状は、咳が止まらなかったりぜーぜーという苦しそうな笛声などが挙げられます。
特に夜寝るころから朝にかけて症状が出やすいと言われ、喘息の咳によって充分に睡眠をとることができないお子さん、そしてそれに伴って睡眠不足で心労が重なる親御さんも少なくありません。

また、子供の喘息が発症するのは3歳までということが多く、しっかり治療していくことで中学生以降は全くその症状がでなくなるというケースも非常に多いです。

それでも体の未熟な幼少期に毎晩寝られなかったりするのはとてもかわいそうなことですよね。
こういった事態にならないためには、やはり喘息の早期発見が重要となり、親御さんの判断がポイントとなります。

「ただの風邪かな」といつまでも咳の続く子供を病院に連れて行かないでいると、ある日喘息の発作を起こしてしまうかもしれません。
現に、発作を起こして初めて我が子が喘息だったと気づく人もいます。

少しでも変な咳をしていることがあれば、まずは信頼できる医師に診てもらうことが大切になってきます。
早い段階で治療に取り掛かることができれば、その分お子さんが苦しむことを減らしてあげることができます。

早い子であれば小学校時代にほとんど完治することもありますので、やはり出来るだけ少しでも早く喘息を見つけてあげることが大きなポイントになってきます。

小さな我が子に薬を飲ませたくないと考える親御さんもいますが、喘息の場合症状によっては薬を飲むことが必須となります。
気管支が狭くなり呼吸がしにくくなるという苦しみは、経験した人にしかわからないものです。

薬は医師の指導のもと、正しく使えば副作用などの心配もあまりなく、確実に症状を和らげてくれます。
不安なことがあればその都度医師に確認し、上手に薬とつきあってお子さんの喘息症状を少しでも軽くしてあげてください。
根気よく続けることで、必ずお子さんの喘息は早い段階で治っていくと思います。

 

出典/子供 喘息 薬